タイトル
時間割番号: 7024103401
環境・交通・都市政策論
 
担当教員
加藤 博和[Hirokazu Katoh]
開講学部等 データサイエンス学部 対象年次 3~ 単位数 2
開講時期 秋学期 開講曜時 木4~5 クラス  
ナンバリング DSAP32034
授業形態 対面授業
授業の目的と概要  
※授業は木曜4・5限に開講し、日程は変則となります(毎週開講ではありません)。
 <8/10追加>日程は下記のとおりです(今後変更可能性があります)。
 第1回10/5、第2回10/19、第3回11/9、第4回11/16、第5回12/7、第6回12/14、第7回1/11

人間活動は環境問題をもたらし、それが人間活動に悪影響を与える。人間活動は都市や集落の上で行われ、その間を結ぶ交通も必然的に行われる。交通網の利便性は都市・集落の立地や状況に影響を与え、またそれが交通需要を決める。このように、人間活動を支える都市・集落と交通、そしてそれがもたらす環境問題は互いに影響を与えながら、人間社会と地球環境を変化させる。それらの相互関係を理解することで持続可能な社会をつくるための施策を検討でき、そのためには各要素の状況を定量的に把握し、相互関係を定式化しモデル化することで将来予測や施策効果分析を行うこともできる。そこにデータサイエンスが貢献できる。これら、環境・交通・都市の関係や各種施策の効果影響を理解するとともに、データ分析を行うための基本的な知識を習得する。
 
授業の到達目標  
1.人間活動を規定する、環境・交通・都市の相互関係について理解すること
2.環境・交通・都市に関する施策を検討するための調査・解析手法の基礎知識を身につけること
3.施策立案・実施に対してデータサイエンスが果たすべき役割を理解すること
 
授業計画  
No内容
第1回 1.オリエンテーション -地球環境問題と少子高齢化問題は同時に解決できるか?-
第2回 2-3.公共経済学と環境経済学の基礎知識
第3回 4-5.局地環境問題と人間活動そして技術・制度
第4回 6-7.地球環境問題と人間活動そして技術・制度
第5回 8-9.交通活動と交通システム・インフラとの関係(演習あり)
第6回 10-11.交通活動と都市・地域空間構造との関係(演習あり)
第7回 12-13.ICT・DXが環境・交通・都市をどう変えるか?
第8回 14-15.SDGsに対応できる環境・交通・都市政策を考える(演習あり)
 
事前学習・事後学習など授業時間外の学習  
宿題として、毎回の講義時にごく簡単なレポート課題を出す。また数回のレポート課題を出す。
 
成績評価の方法  
提出された課題・演習レポートを採点し、合計100点として、60点以上を合格とする。<試験は行わない>
 
成績評価の基準  
授業の到達目標1~3について、課題レポートにより評価する。2については授業中に実施する演習のレポートによっても評価する。環境・交通・都市の相互関係についての理解や、それを調査解析するために必要な知識についての習得がどの程度できているかが評価の基準である。
 
教科書  
 
参考書  
教材に関する補足情報  
特になし
 
参考文献一覧  
講義中に紹介する
 
履修上の注意事項  
 
キーワード(「実務経験のある教員による授業科目」は「実務経験」で検索)  
都市 交通 環境 地球温暖化
 
備考(実務経験の内容と授業との関連を含む)  
 
参照ホームページ  
 
教員からの一言  
 
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