タイトル
時間割番号: 7022101001
情報セキュリティ
 
担当教員
梅津 高朗[Takaaki Umezu]
開講学部等 データサイエンス学部 対象年次   単位数 2
開講時期 春学期 開講曜時 火2 クラス  
ナンバリング DSIN33004
授業形態 【対】ハイブリッド授業(対面+同時双方向)
授業の目的と概要  
近年のインターネットは、ユーザが安全に使えるように様々な工夫が盛り込まれているが、一方で、適切に利用しない場合の危険性はまだまだ無数に潜んでいる。情報化社会において、適切に行動するためには、どういった使い方が危険で、どのようにすれば情報や身を守り安全に利用できるかということを正しく理解する必要がある。本科目では、ネットワークの仕組みをある程度知った上で正確な知識を身につけるため、ネットワークの基礎からセキュリティの基本的な事項までを解説する。

[授業形態]
・対面で行います
・1回目の講義の内容は録画分を後日見れるようにします
・2回目以降の講義は、同時双方向オンラインでの視聴、および、録画しておいて後でも見れるようにする予定です。方法は後日SULMSなどでお知らします
・2回目以降の講義資料は講義前にSULMS、もしくは、SULMSから辿れる講義ページに掲載します
 
授業の到達目標  
1. 最低限、インターネットを使う上で、自分の身を守り、小規模なネットワーク(中小企業のオフィスや家庭内など)程度を適切に設定、運用できるための基礎知識を身に付ける。
2. 日々、新たな問題や対策が考えられている現状、古い知識だけでは安全性を確保できない。そのため、今後も継続して安全に情報機器を使い続けるためには、関連トピックの解説などを自力で学習できるだけの素養を身に付ける。
 
授業計画  
No内容
第1回 セキュリティ概論
第2回 暗号の基礎
第3回 公開鍵暗号
第4回 ハッシュ関数と乱数
第5回 暗号のまとめとWeb3.0
第6回 情報セキュリティの基礎
第7回 見えない脅威とその対策(1)
第8回 見えない脅威とその対策(2)
第9回 見えない脅威とその対策(3)
第10回 データの保護
第11回 位置情報とプライバシー
第12回 組織、二段階認証
第13回 ネットワークの仕組み(1)
第14回 ネットワークの仕組み(2)
第15回 情報セキュリティ演習
 
事前学習・事後学習など授業時間外の学習  
教科書の内容を順に解説するが、その際、必要となる背景知識を順次解説する。また、最新のセキュリティ関連の事例紹介を適宜行う。教科書のみによらず、広くセキュリティ関連のトピックを調べることが望ましい。
 
成績評価の方法  
情報セキュリティに関して基本的な仕組みを間違いなく把握できているかどうかを、期間中のミニレポート(40%)、期末レポート(60%)を通して成績評価を行う。期末試験は行わない。
 
成績評価の基準  
ミニレポートでは、セキュリティについての考察能力を、期末試験では基礎知識の有無を問う。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784407361179
書名 情報セキュリティ読本 = Information Security Reader : IT時代の危機管理入門
著者名 情報処理推進機構 編著,情報処理推進機構, 出版社 実教出版 出版年 2022
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784407316964
書名 情報セキュリティ教本
著者名 情報処理推進機構著, 出版社 実教出版 出版年 2009-03
参考書2 ISBN 9784905318774
書名 情報セキュリティ白書2022
著者名 情報処理推進機構/企画・著作・制作, 出版社 情報処理推進機構 出版年 2022-07
教材に関する補足情報  
教科書の補足など、適宜プリントなどを配布する。参考書としてあげた「情報セキュリティ白書」は毎年改訂されているため、最新情報を追うのであればこちらを推薦する。
 
参考文献一覧  
 
履修上の注意事項  
扱う分野についての前提知識が無くても大丈夫なように講義しますが、より詳細な理解のため、「情報ネットワーク」も受講することが望ましい。
 
キーワード(「実務経験のある教員による授業科目」は「実務経験」で検索)  
ネットワーク、セキュリティ
 
備考(実務経験の内容と授業との関連を含む)  
 
参照ホームページ  
 
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