公的情報、企業情報、医療情報等のデータを扱う場合、様々な注意が必要となる。プライバシーの保護はもちろん、守るべき法律も存在する。人に関するデータと企業に関するデータでは注意すべき点が異なるなど、分野の違いにも留意しなければならない。本講義では、情報を扱う際に守るべきルールについて、扱うデータの種類に応じて解説する。 なお、本授業は、総務省統計局等で公的統計の作成等の実務経験を有する教員が、実際の統計調査における倫理等を踏まえた講義を実施する。
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データの収集、分析、結果公表等に際して必要となる倫理や法律・規範等のルールを理解し、遵守できるようになることを目的とする。
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(1~5及び11 槙田) 1. はじめに:情報倫理の重要性 2. 個人情報保護法、統計法 3. 情報収集・分析にあたっての留意点 4. 結果公表にあたっての留意点、秘匿処置等 5. 著作権侵害と情報セキュリティ対策(仮)
(6~10及び12 佐藤及び田中) 6. データサイエンティストとはどういう人か、誰の何のために働くのか 7. インフォームドコンセントはなぜ必要か 8. 臨床研究の倫理的問題 9. 人体由来のデータ、情報をどう扱う? 10. データサイエンティストの行動基準・事例検討
11. インターンシップで求められる情報倫理
12. データサイエンティストの行動基準をつくろう
(13~15 須永) 13. 情報の人格的価値の法的保護:個人情報・プライバシー・名誉等 14. 情報の財産的価値の法的保護:著作権法・特許法・不正競争防止法等 15. 企業におけるデータ収集・利用の法的な注意点/全体のまとめ
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データを扱う際に必要となる倫理やルールを理解しているかを評価する。 具体的には、各担当教員が課すレポート及び講義中のグループワーク(その貢献度)により成績評価する。
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本授業は、総務省統計局等で公的統計の作成等の実務経験を有する教員が、実際の統計調査における倫理等を踏まえた講義を実施する。 また、研究倫理に関する指導も行う。
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