・本講義は、対面授業で行います。 ・また、講義中に、3回ほどの理解度テストを予定しています。
(目的)「機械学習」というと、数学理論に基づいた様々な手法があり、それらを丁寧に説明する数式だらけの参考書に学ぶハードルを感じるかもしれない。そういった個別の手法を1つずつしっかり学ぶ「枝から攻める学び方」ではなく、機械学習とはそもそも何なのかから学ぶ「幹から攻める学び方」をすれば、ハードルは下がる。本講義の目的は、これから機械学習を学んでいくにあたり、機械学習の幹を教えることで、機械学習を深く学んでいく素地を作ることである。 (概要)様々な種類の手法を網羅的に教えることではなく、代表的な機械学習の手法に絞ることで、機械学習の本質を教えることに力点を置く。①アルゴリズムや評価指標、過学習問題、それを抑制するモデルといった機械学習の骨格、②回帰、分類、クラスタリング、レコメンデーションそれぞれにおける基本手法、③機械学習プロジェクトの進め方について、教授する。
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1. 過学習とそれを抑制するモデルを理解する。 2. 回帰問題の基本的機械学習アルゴリズムを理解し、その評価指標を理解する。 3. 分類問題の基本的機械学習アルゴリズムを理解し、その評価指標を理解する。 4. クラスタリングおよびレコメンデーションの基本手法を理解する。 5. 機械学習プロジェクトの進め方を理解する。
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第1回
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1. 機械学習とは何なのか?
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第2回
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2. 線形問題における機械学習のアルゴリズム
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第3回
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3. 機械学習の過学習問題と誤差評価
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第4回
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4. 過学習を抑制するモデル
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第5回
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5. ノンパラメトリックモデル
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第6回
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6. 分類問題
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第7回
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7. ロジスティック回帰の過学習問題とそれを抑制するモデル
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第8回
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8. 多値分類への応用
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第9回
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9. ニューラルネットワーク
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第10回
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10. 決定木
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第11回
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11. アンサンブル学習(ランダムフォレスト、勾配ブースティング)
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第12回
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12. クラスタリング
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第13回
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13. テキストデータのクラスタリング
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第14回
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14. レコメンデーション
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第15回
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15. 生成AI
まとめ
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講義において、理解を深めるためにPythonで書かれたデモプログラムを紹介します。それを復習してコーディングを理解してください。 また、各講義は、講義時間中では十分に理解できません。全3回の理解度テスト(レポート形式)で合格点をとるには、講義で配布したレジュメをしっかりと復習することが重要です。
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各回理解度テストについては、機械学習を正しく使えるレベルで80点、数学的に正しく理解できているレベルで100点となるように評価する。
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