本講義は演習型の講義となるため、対面授業で行います。オンラインでの配信は行いません。
(目的)「シミュレーション」を活用するために必用な基本技術の習得と実問題に活用する自信を持ってもらうことを目的とする。シミュレーション手法を活用するには、数学的な理解だけでなく、実問題をモデル化する能力も求められる。本講義では、ビジネスシーンにおける代表的な活用例を演習課題として取り上げ、実問題をモデル化し、シミュレーションで解決する力を習得する。
(概要)企業においてシミュレーションを実際に活用してきた経験から、ビジネスなど実シーンにおいてシミュレーションを活用する代表的なケースを取り上げ、演習として実際に取り組んでもらう。問題を理解して、シミュレーションモデル化し、その結果解釈して正しく説明するという、一連のプロセスについて演習を通して習得してもらう。
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1. 各種確率分布およびモンテカルロシミュレーションを活用できる。 2. 様々な実問題について、シミュレーションモデルを開発できる。 3. シミュレーションの限界に留意し、結果を適切に解釈できる。 4. 結果を正しく説明できる。
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第1回
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シミュレーションの役割と活用例
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第2回
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離散分布とその応用①
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第3回
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離散分布とその応用②
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第4回
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モンテカルロシミュレーション①
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第5回
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モンテカルロシミュレーション②
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第6回
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モンテカルロシミュレーション③
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第7回
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リアルオプション
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第8回
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収益シミュレーション①
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第9回
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収益シミュレーション②
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第10回
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待ち行列問題
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第11回
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物流問題
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第12回
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連続時間シミュレーション
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第13回
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エージェントシミュレーション①
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第14回
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エージェントシミュレーション②
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第15回
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エージェントシミュレーション③
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毎回の講義で、シミュレーション技術を用いて問題解決するケースを出題する。受講生は、講義中の解説をしっか理解した上で、講義後に必ず、自らモデルを作り、レポート作成までやること。
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演習課題を100点満点で評価し、その平均点とする。その評価基準は、正しくシミュレーションモデルを作っていれば80点、結果の解釈について正しく記述できていれば100点となるようにする。
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新 Excelコンピュータシミュレーション:数学モデルを作って楽しく学ぼう 三井和男 不確実性分析 実践講座 福澤 英弘 小川 康
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実際のビジネスでシミュレーションを使うシーンをケースとして取り上げて、学生に演習してもらいます。
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