タイトル
時間割番号: 2563165001
経営データ分析演習
 
担当教員
後藤 良介[GOTOH Ryosuke]
開講学部等 経済学部 対象年次   単位数 2
開講時期 春学期 開講曜時 木3 クラス  
ナンバリング
授業形態 対面授業
授業の目的と概要  
社会においてデータに基づいた意思決定の重要性が増す中、データによって事象を正しく把握し、ビジネス課題を解決できる人材が望まれます。本演習では、「ビジネス課題の設定」、「企業・事業活動を定量化するデータの選定」、「課題解決に必要なデータ分析手法」の基本を身に着けることを目的としています。ツールとしてはエクセルや生成AIを活用するとともに、AI分野の標準的なプログラミング言語であるPythonの導入も行います。生成AIに関しては、講義及び演習を通じて、基盤モデル・大規模言語モデル・拡散モデルなどの技術的概要の知見を得るとともに、ハルシネーションやAI倫理などの留意事項に関する理解を深め、実社会で活用できる能力を身に着けます。尚、本演習は、高度なプログラミングスキルを身に着けることが目的ではなく、データ分析を活用した課題解決能力の向上を目指します。
 
授業の到達目標  
・データ分析で解決したい課題を適切に設定できる。
・企業活動・事業を定量化するために必要なデータが選定できる。
・ビジネス課題の解決に必要なデータ分析手法を理解する。
・生成AIの基礎的な概念を理解し、自らの専門分野やビジネスに応用できる。
 
授業計画  
No内容
第1回 導入:ビジネスにデータを活かす
第2回 生成AIの基礎と展望:基盤モデル、大規模言語モデル、拡散モデル、プロンプトエンジニアリング、生成AIの留意事項
第3回 画像生成AIのビジネス活用演習:プレゼンテーション作成支援、マルチモーダル
第4回 対話型生成AIのビジネス活用演習:対話、コンテンツ生成、翻訳・要約・執筆支援、コーディング支援
第5回 経営データ分析の基本
第6回 経営・事業活動の定量化
第7回 データ収集とクレンジング
第8回 エクセルによるデータ分析演習:ピボットテーブル
第9回 エクセルによるデータ分析演習:可視化
第10回 エクセルによるデータ分析演習:近似式と回帰分析
第11回 意思決定論概論
第12回 データ分析のためのAI概論
第13回 Python基礎:導入
第14回 Python基礎:データ処理
第15回 Python基礎:AIモデリング
 
事前学習・事後学習など授業時間外の学習  
各回の内容には繋がりがあることから、2時間程度の事後学習を行い、知識の定着を図ること。また講義中に提示した課題については、講義内の時間で不足する場合は事後学習に取り組み、期日までにレポートを提出すること。
 
成績評価の方法  
講義への出席、講義中の課題への取り組み、最終レポートによって総合的に評価する。
 
成績評価の基準  
出席:40%、講義中の課題:20%、最終レポート:40%
 
教科書  
 
参考書  
教材に関する補足情報  
講義中に、理解を深めるための参考文献等は紹介します。
 
参考文献一覧  
 
履修上の注意事項  
演習ではデータ分析に関する汎用的なスキルを身に着けるが、分析対象を「企業・事業活動」と想定するため、コア「経営学」を受講済みであることが望ましい。また演習にはPCを使うため、各自ノートPCを持参すること。
 
キーワード(「実務経験のある教員による授業科目」は「実務経験」で検索)  
データ分析、経営分析、ビジネス、実務経験
 
備考(実務経験の内容と授業との関連を含む)  
企業にて製品計画・受注部門と、AI・データサイエンス部門を経験した教員が、「企業・事業の課題解決にデータ分析を活用する」という視点を大切にして、演習を行います。
 
参照ホームページ  
 
教員からの一言  
 
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