タイトル
時間割番号: 1313100600
教育データサイエンス演習
 
担当教員
奥村 太一[Taichi Okumura]
開講学部等 教育学部 対象年次 3~ 単位数 2
開講時期 春学期 開講曜時 金2 クラス  
ナンバリング EDDP23076
授業形態 対面授業
授業の目的と概要  
教育に関してデータを用いて実証的な議論を行うための基礎的な知識と技能を身につけることが本授業の目的です。
「教育データサイエンス入門」で取り上げた事項を踏まえ、各種のオープンデータを活用したデータ分析の演習を行います。
また、テストの分析や開発、能力診断に特化した分析方法、教育的介入の効果検証に用いられる準実験的手法とデータ分析の方法論についても取り上げます。

[注] この授業は数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)の対象科目です。
 
授業の到達目標  
Rを用いたデータの整理と可視化ができる。
テストの項目分析や開発に必要なデータ分析手法を利用できる。
国際学力調査などのオープンデータを利用できる。
個人レベルの関係と集団レベルの関係を区別できる。
働きかけの効果検証のデザインを理解しデータ分析によって評価できる。
 
授業計画  
No内容
第1回 ガイダンス
第2回 再現可能性
第3回 テストの項目分析
第4回 信頼性と妥当性
第5回 項目反応理論
第6回 項目反応理論
第7回 テストの等化
第8回 テストの等化
第9回 国際学力調査
第10回 二次分析
第11回 マルチレベル分析
第12回 マルチレベル分析
第13回 単一事例実験
第14回 単一事例実験
第15回 まとめ
 
事前学習・事後学習など授業時間外の学習  
授業で取り上げた分析方法をRで実行できるように復習しておいて下さい。
 
成績評価の方法  
各回課されるリアクションペーパー(40%)とレポート課題(60%)によって評価します。
 
成績評価の基準  
秀:授業で取り上げた分析方法の仕組みを十分理解し、その限界を踏まえながら適切に用いることができ、結果をわかりやすく説明することができる。
優:授業で取り上げた分析方法の仕組みを理解し、その限界を踏まえながら適切に用いることができる。
良:授業で取り上げた分析方法の仕組みを理解し、適切に用いることができる。
可:授業で取り上げた分析方法を適切に用いることができる。
不可:上記に満たない。
 
教科書  
 
参考書  
参考書1 ISBN 978-4414300284
書名 心理尺度構成の方法 : 基礎から実践まで
著者名 小塩, 真司, 1972-,小塩真司 編 出版社 誠信書房 出版年 2024.8
参考書2 ISBN 9784750357300
書名 生きるための知識と技能
著者名 国立教育政策研究所,国立教育政策研究所 編 出版社 明石書店 出版年 2024.3
参考書3 ISBN 978-4274705250
書名 Rによる項目反応理論
著者名 加藤, 健太郎 (教育),山田, 剛史,川端, 一光,オーム社開発局,加藤健太郎, 山田剛史, 川端一光共著 出版社 オーム社 出版年 2014
参考書4 ISBN 9784000614191
書名 全国学力テストはなぜ失敗したのか : 学力調査を科学する
著者名 川口, 俊明,川口俊明 著 出版社 岩波書店 出版年 2020.9
教材に関する補足情報  
 
参考文献一覧  
 
履修上の注意事項  
Rによるデータ処理の基本的なスキルを身につけていることが必要です。
「教育データサイエンス入門」を履修ずみであることを前提に授業を進めます。
 
キーワード(「実務経験のある教員による授業科目」は「実務経験」で検索)  
 
備考(実務経験の内容と授業との関連を含む)  
 
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